臨床を身近に感じる環境での学びは貴重です
K.M さん(2023年3月卒)
埼玉医科大学病院勤務
- 看護師になろうと思ったきっかけは?
- 人と接することが好きで、そんな自分の特性を活かせる仕事につきたいと思っていました。幼い頃、入院していた親戚のお見舞いに行き、てきぱきと仕事をしつつ患者さんに優しく接する看護師を間近に見て、あんなふうになりたいという気持ちがさらに強くなりました。
- 本校を選んだ決め手はなんですか?
- 埼玉医科大学病院で実習ができ、学生のうちから最先端の医療や看護を学べることや、寮も学校から近いなど、恵まれた学習環境に魅力を感じたからです。先生たちも、臨床経験が豊富で親身に寄り添ってくれると本校に通う地元の先輩から聞いて安心感がありました。
- 本校の魅力を教えてください。
- 臨床経験豊富な先生に加え、現役の医師や看護師が講師として経験に基づき丁寧に講義をしてくれるので、とても理解しやすいです。演習も就職してから役立っています。実習は大変ですが、大学病院で実際の看護やチーム医療を学べることは、貴重なことだと思います。
- 今現在、看護師としてどんな仕事をしていますか?
- 脳神経内科と婦人科の混合病棟で、内服コントロールの方から手術を受ける方まで幅広い患者さんと関わっています。ちょっとした声かけや小さな気遣いが、患者さんの精神的負担を軽減させることにつながるので、どんなに忙しくても欠かさないように心がけています。
- 看護師の魅力は何だと思いますか?
- 仕事は決して簡単ではありませんが、勉強したことが役立ち、患者さんが回復していく姿を見ると、自分のことのようにうれしいです。患者さんから「人生で最悪な時に、あなたに看てもらえてよかった」と言っていただいた時は、看護師になってよかったと心から思いました。
- 埼玉医科大学グループへ就職する魅力は何ですか?
- 質の高い看護を目指す環境に身を置いていると、毎日新しい学びがあります。キャリアアップを目指す職員を後押しする教育制度が整っており、認定看護師の先輩もたくさんいます。また、疑問や不安はすぐにプリセプター等の先輩に相談できるのも魅力の一つだと思います。
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在校生への
メッセージさまざまな患者さんとの出会いで、人としても成長できる仕事です。看護学生時代も看護師になってからも、じつは何度もくじけそうになったことがあります。それでも続けられているのは、やっぱり看護が好きだからです。私たちが日々接するのは、さまざまな背景を持つ患者さんで、この仕事をしていなければ関わることができなかった方ばかりです。患者さんから学ばせていただくことも多々あります。人と接する難しさももちろん感じますが、忙しい毎日の中での患者さんからの「ありがとう」の一言は疲れも吹き飛ばしてくれます。