専門職業人以前に人として当たり前のことを真剣に
Y.K さん（2021年3月卒）
埼玉医科大学病院勤務
- 看護師になろうと思ったきっかけは？
- 高校1年生の時にはすでに看護師を目指していました。それには大きく2つの理由があります。一つは、毛呂山町で育ち、埼玉医科大学病院を身近に感じていたこと。もう一つは、両親の知り合いに看護師が多かったことです。話を聞くうちに自然と興味が湧きました。
- 本校を選んだ決め手はなんですか？
- 身近な存在だった埼玉医科大学病院に就職したいと考えていたため、系列の学校として説明会・見学に参加しました。そこで印象的だったのが敷地内に実習施設があることでした。さらに、校内の設備が充実しており、在校生の話からも教育環境が整っていると感じました。
- 本校の魅力を教えてください。
- 返事の大きさや報・連・相、声の掛け方など、当たり前のことを真剣に、時に厳しく指導していただいたことです。看護師として働く中で、専門職業人である以前に、人としてのベースが出来ていることがいかに重要かを実感することも多く、そのたびにありがたく思っています。
- 今現在、看護師としてどんな仕事をしていますか？
- 精神科急性期病棟で、精神疾患により日常生活に支障をきたしている患者さんが、元の生活に戻れるよう支援しています。統合失調症や鬱病の患者さんが多く、精神症状や抑鬱気分による危険行動がないか観察したり、訴えを傾聴したりしながら、治療の継続を促しています。
- 看護師の魅力は何だと思いますか？
- 元の生活に戻れるほど快復した時の患者さんの笑顔を見ると、一緒にがんばってよかったと思えます。精神科急性期病棟なので、患者さんの状態によっては大変な時もありますが、そんな患者さんが、落ち着いて入院生活を送れるようになった時にも喜びを感じます。
- 埼玉医科大学グループへ就職する魅力は何ですか？
- 第一に、卒後教育が充実している点です。埼玉医科大学病院では、入職後に新人看護技術研修が1年間定期的に行われるなど、配属後も安心して業務に取り組める環境が整っています。さらに、福利厚生が充実していることも働きやすさにつながっていると感じています。
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在校生への
メッセージ看護技術も国家試験対策も日々の積み重ねを大切に。学生時代を振り返って、力を入れてやるべきだと感じたことは、演習で習う看護技術です。手順や注意点などの基礎をしっかりと学べていれば、患者さんの前で焦ることなくスムーズに実施できます。仲間と何度も練習してみてください。 また、私は国家試験対策が疎かになってしまったことを後悔しています。学校でも言われるとおり、3年次での実習が終わり次第、毎日少しずつでも勉強する習慣を付けることをおすすめします。積み重ねは自信に繋がります。
